鹿屋市笠之原のM様邸の屋根瓦葺き替えです。

家主様のご希望により、もともとの瓦を使って葺き替えをしましたが、屋根瓦の葺き替えで瓦を再利用する事はちょっと珍しいです。

この陶器瓦は宮崎で製造されたようですが、70年も前に作られて以降、風雨や火山灰にさらされていたのに、体重約90kgの私が乗っても割れず、大丈夫でした。😆 素晴らしい技術です。👏

もちろん、下地は新しいゴムアスルーフィングを使い、瓦桟浮かし工法を取り入れて、火山灰🌋と雨☔️の多い鹿児島独特の気象条件に十分対応しました。

70年も前の瓦となると、今の瓦と比べると大きさが一枚一枚微妙に違い、寸法取りにかなり苦労しましたが、しっかり施工させていただきました。👍

古い瓦には瓦を固定するためのビス穴がないので、一つ一つドリルでビス穴を掘り、要所要所にビスの寸法も調整してしっかりと瓦を固定しました。

火山灰がみっしり入り込んでいました😱

 

 

 

軒瓦の固定